Roselle Stones Khmerは、カンボジアのハーブを使ったティーやジャムを製造販売するブランドDemeterとして、2015年にカンボジアで創業しました。カンボジアの素晴らしい資源を用いた製造販売事業を通じ、世界中の人たちに笑顔と健康な毎日のパートナーとなる製品をお届けすることを目指しています。
その後フルーツビネガーブランドSUCOO、2019年には新製品開発プロジェクト「Cambodian Bounty Project」からギフト仕様のAngkor TeaとBlue Butterflyが加わり、4つのブランドを展開しています。
ハーブの生産は、安全な農業を守る小規模農家と、「学校ハーブ園プロジェクト」に参加する学校の二つの柱で成り立っています。美味しく安全な農産物を実直に作り続ける農家さんが収入を安定させ、「学校ハーブ園プロジェクト」を通じて学校の活性化とコミュニティへのプラスの波及効果を目指しています。

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Roselle Stones Khmerの事業の根幹には、代表・西口の国際開発の現場での体験が大きく反映されています。NGO職員としてザンビア、マラウィで国際開発事業に従事したのち、2008年よりカンボジアでの事業に携わる中で、助成金や寄付のみに頼った開発プロジェクトの課題と、地域経済が一定以上に発展するときに必要になる柔軟かつ迅速なサポートの必要性を感じました。これらを解決するひとつの手法として、「学校ハーブ園プロジェクト」が会社の事業に組み込まれています。一方通行で一回きりの支援ではなく、コミュニティーの成長発展に寄り添いながら、会社として事業を持続的に展開し、世界中にカンボジアの素晴らしい製品を発信していくこと。開発の現場に長年関わってきたからこそ見える課題と可能性に、社会企業という形で取り組んでいます。

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空気と水がきれいな地方の州で大切に育てられた原料を、首都プノンペンの工房で検品パッケージングしています。現在工房で働くスタッフは、全員が20代前半の女性です。平和が訪れた今のカンボジアは、人口の半分が30歳未満の若さいっぱいの国です。大卒者が増え、高い経済成長率で将来への希望と夢が溢れる一方で、社会保障が未発達なため、家族の病気や事故などの事情で突然学業を断念せざるを得なくなったり、望まない仕事に就く人が多くいます。特に女性が、親や配偶者の事情に生活を大きく左右されやすい状況は、今日の日本が抱える課題と通じるものがあるかもしれません。工房で働く女性たちには、長く安定して働けるお給料や福利厚生の保証と、興味を持ったことに挑戦できる職場環境を準備することで、人生の選択肢が多くあることを知ってもらい、自分で進む道を選べるだけの自信と経済力を持ってもらいたいと思っています。

カンボジアではアンコール王朝の昔から、多種多様なハーブが日々の生活に使われてきました。伝統薬草医療だけでなく、家庭料理にも必ずハーブが入っています。長くカンボジアで親しまれ環境に適応したハーブは生命力が強く、庭先でも、学校のグラウンドでも、手をかけずともぐんぐん成長します。そんな力強いハーブを使ったDemeter/Cambodian Bounty Projectのハーブ製品は、風味が強く、香り高く、口にする私たち一人一人に生きる活力や癒しを与えてくれます。発酵食品も、昔から作られてきたカンボジアの財産です。SUCOOのフルーツビネガーには、ヤシのジュースを発酵させて作ったお酢を使っています。Cambodian Bounty Projectから生まれたBlue Butterflyでは、ハーブとフルーツビネガー、そして伝統医療師が薬として作っている蜂蜜がセットになり、Roselle Stones Khmerに関わる全てのプレイヤーの力が集結された製品となりました。
一人でも多くの人たちに、カンボジアの宝もののような、これらの製品をお届けしたい。そんな想いを込め、家族や友人に贈る気持ちで、一つ一つを大切に製造しています。

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Vision

世界中の人々に、笑顔と健康な毎日のパートナーとなるカンボジアの素晴らしい製品をお届けすることを目指します

Mission

1. カンボジアにある材料を用い、素材の良さを損なわず、使う方を笑顔にする製品を提供します
2. 生産者や学校、工房スタッフなど関わる全ての人が希望と自信をもって自らの人生を選択していく一助となることを目指します
3. 職業を通じて社会の課題改善へ貢献するため、「学校ハーブ園プロジェクト」を実施します

Roselle Stones Khmerのこだわり

1. 地元の資源を使い、持続可能性を優先する
2. 生産者、雇用者、購入者全てを大切にするエシカル製品を作る
3. 原料の廃棄を減らし、環境への負荷を減らすパッケージング、配送方法への工夫を続ける

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学校ハーブ園プロジェクト

古からの伝統薬草医療の叡智と肥沃な大地の恵みを用いて事業を展開する会社として、「学校ハーブ園プロジェクト」を展開しています。校庭にハーブを植える過程で、校庭のごみ問題の解決や日常的な美化緑化行動の大切さについて学び、栽培を通じてカンボジア伝統薬草医療や保健について学ぶ機会を提供しています。成長したハーブを手順に従って収穫乾燥させる活動は衛生管理を学ぶ機会となり、乾燥ハーブを私たちが買い取ることで学校の運営費の補助となります。
このプロジェクトに参加している地域では、生徒たちが学校で学んだことを家庭で伝え、コミュニティ全体に伝統薬草医療やハーブへの興味の輪が広がってきています。この活動を通じ、学校がコミュニティの中心として認知され、子どもたちの就学率が上がるきっかけとなれればと願っています。

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カンボジア

海も山もある、変化にとんだ地形のカンボジア。国土の真ん中をメコン川が流れ、東南アジア最大の湖、トンレサップ湖もあり、自然の恵み溢れる豊かな大地です。かつてアンコール王朝が栄え、苦しい内戦からも力強い復興の道を歩むカンボジアは、アンコールワットに代表される壮大な遺跡から、フランス統治時代のアールデコ建築、大自然、そして近代的な都市まで、多種多様な顔を持つ国でもあります。
日々刻刻と変化を続けるカンボジアで、昔から変わらないのは人々の温かさと笑顔。訪れた人々が好きにならずにはいられない優しさとたくましさを併せ持っています。

カンボジアのハーブ

都市化が進んだ首都プノンペンの住宅街でも、ミントやバジル、レモングラスなど毎日の食事に不可欠なハーブが、家の前のプランターに植えられています。
地方へ行くと、家の周辺はもちろんのこと、こぼれ種から育った様々なハーブが道端や空き地にも生えています。
妊娠、出産、病気や怪我の時には伝統薬草医療師の元を訪れる。カンボジアの人々にとって、ハーブは常に身近にある存在です。

チームメンバー

工房

Designer

伝統医療師(クルクメール)

Mr. Vanny カンボジアで最も聖なる山として崇められるクーレン山で伝統医療師として活動中

学校

学校ハーブ園プロジェクト参加校は、シェムリアップ州、コッコン州で展開中

農家

パートナー農家は、クラティエ州、カンポット州、シェムリアップ州で展開中

アドバイザー

高田 忠典:国立伝統医療局テクニカルアドバイザーおよびカンボジア伝統医療師協会(CaTHA)アドバイザー。2003年ブータン国立伝統医学院勤務を経て、2009年より日本財団カンボジア伝統医療師研修事業に参加。

ブレンド開発

谷許絵里(GIN):ハーブについて学び、日本でハーブを使ったカフェレストランを運営した経歴を持つ
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Roselle Stones Khmerの製品は、原料の生産から販売までの工程を、カンボジアと日本のコラボレーションで行っています。
原料の生産者は、カンボジアの農家、学校、伝統薬草医療師のカンボジア人チーム。世界中の人の手に届きやすい製品の開発には日本のハーブ専門家のアドバイスを受け、製品の魅力を最大限に引き出すパッケージデザインは日本のデザイナーが手掛けています。そして最後の仕上げのパッケージング作業は、Roselle Stones Khmerのカンボジア人スタッフが心を込めて行っています。